’19/10 屋久島の宮之浦岳(淀川から荒川登山口)1日目

はじめに

http://yakukan.jp/doc/pdf/tozancourse.pdf

念願の屋久島に行ってきました。日帰り予定でしたが、新高塚小屋(避難小屋)泊にし、宮之浦岳縦走しました。車で淀川登山口(淀川はYODOGOUと読む)に駐車、新高塚小屋に一泊し、荒川登山口へ降りるルート(黄色が歩いたルート)です。

帰りの荒川登山口から淀川登山口まではバスかタクシーで。と考えていました。が予期せぬ問題が発生しました💦結果的には荒川三叉路から紀元杉まではバス(410円)を利用しました。

日帰り登山しか考えていなかったため、下記を屋久島でレンタルしました。合計で1500円くらいだったと思います。

  • 45リットルザック
  • ザックカバー

購入品は以下です。

  • 携帯トイレ2回分 700円

1日目 淀川登山口から宮之浦岳頂上、新高塚小屋へ

  • 時間 7時間
  • 距離 12km
  • 高低差 570m

行程

5:30 淀川登山口を出発

宿のある安房から淀川登山口まで車で1時間ほどかかります。高度は1370m近くあります。駐車スペースは数台で係員が駐在していました。宿泊者はここで協力金2000円を支払います。日帰りの場合は1000円です。前日にスーパーで購入した弁当を食べて出発です!

6:10 淀川小屋

ロッジ風の小屋

中は覗いていません。小屋の前はデッキのようになっていました。まだ出発したばかりなので足取り軽く先に進みます!

早くも屋久島らしい神秘的な場所

まだ少し暗いです。

淀川を渡る

淀川にかかる立派な橋です。きちんと整備されている印象です。

7:00 高盤岳展望所

高盤岳展望所からは・・・

高盤岳展望所からはトーフ岩が望めます。がしかし、空は明るいけどガスっていて見えるかなという感じでした。がー・・・

5分くらい経って・・・

10分後にはついに!

トーフ岩♪

どどーんとトーフ岩です。なんかこの岩いいですよね。こんな島の山の上にナイフで切ったような巨岩があるってすごいです。 適当ですが、10m以上の高さありそうです。近くまで行けるっぽいので、次回は是非行きたいです。

7:30 小花之江河

湿地帯があります。尾瀬のような雰囲気。いろいろな表情があって飽きないですね、屋久島☺

7:40 花之江河(hananoego)

こちらのhananoegoがさらに大きな湿原です。10月は目立った花はなかったですが、 花之江河という名前からして時期になると様々な花が咲くのかもしれませんね。栗生、湯泊歩道は整備されていないようです。ロープが張ってあると、行く気はまったく起きません。。

8:00 黒味岳分岐

今回、黒味岳には行きません。ただ、屋久島に精通している人は黒味岳が良いと口を揃えて言います。次回は登頂したいです!

木製の階段

ところどころ整備されていて歩きやすいです。木道は滑りやすいので注意!(1回コケタ)

8:40 投石岳付近

花之江河(hananoego)を過ぎ、登った先から本格的に霧が出てきました。。これは晴れそうにありません。

9:00 ヤクジカの道案内

ヤクジカ(メス)が木道に

ヤクジカのメスがリードしてくれました。近づくと先に進み待つ、を数回してくれました。笑 体格は小さくてかわいいです♪

一瞬、晴れました!が、あの先の岩がどこだかワカリマセン。ヤクジカは雄もやはり小柄です。鹿は角で地面を掘り返していました。なんだろう?

9:30 水場 (Drinking Water)

水を補給です!屋久島は水の島と言われるそうですが、水場がたくさんあります。沢の水も飲める(個人的に)ので、最初に500ml×2あれば継ぎ足しでいい感じです。

9:40 携帯トイレブース

屋久島には携帯トイレブースが多々あります。携帯トイレは必須アイテム✨です。まず持っているだけで安心です。

小をしたくなり、面倒だからいいかー、いやでもここは。。。と、迷った挙句に利用しました。屋久島で買ったものではなく、100円ショップで購入した携帯トイレを使いました。違いがわかりませんが凝固具合が弱いのかもしれません。。ザックに入れてガンガン歩いていましたが、漏れ(臭いも含む)はありませんでした。優秀と思います。当たり前ですが、良い携帯トイレでも重さは変わらないはずです。笑

10:00 栗生岳

響きがいいです、kuriodake

栗生岳は後光が差して神々しい感じでした。花札っぽい。全貌はわかりませんが、晴れたらもっと良さそうです。

何やら見えてきました。頂上かな?

10:10 宮之浦岳

見事にガスってます!ソロでピストンのお兄さんに写真撮ってもらいました。小休憩にパンを食べて、屋久島で雨でないだけマシだー!と言い聞かせ、新高塚小屋に向かいます。

10:40 永田岳分岐

永田岳も次回は寄ってみたいです!つまりスルーです。結構な雨になってきたので、レインウェアを着ました。高温で蒸れるので、ゴアテックスがおすすめです。

11:10 平石

岩屋になっているみたいで、非常時には利用できるのかもしれません。写真を撮るだけ先に進みます。

屋久島は本当にすごいです。そこらへんの杉が御神木レベルです。雨で特につるつるに見えるヒメシャラも多く自生しています。

12:40 新高塚小屋

サルが出迎えてくれました。10匹くらいでしょうか。気づけば宮之浦岳から新高塚小屋までヒトに会っていませんでした。正直、少し不安もありコースタイム早くなりました。屋久島のおサルさんはのほほんとしていて威嚇してきたりしません。これはエサを与えず、ヒトとサルが共存してきた結晶だと思いました。餌付けをしてしまうと狙ってくるようになるので絶対ダメですね!

新高塚小屋の設備

新高塚小屋からトイレはサンダルで行けますが、木道なので滑らないように注意です。登山用と携帯トイレ用があります。水場はサンダルはやめておいた方が無難です。水場やトイレは新高塚小屋から近い場所にあります。

玄関前は屋根付きなので、レインウェア等を吊るしておくことができます。レインウェアを着たままの入室は不可です。また、全員が出ていったあとにサンダルが複数残っていたので、使用して構わないことを知りました。笑

新高塚小屋の内部はこんな感じです。満員だと廊下?のような間にも寝るみたいです。ネズミが夜に現れるので、荷物は袋に入れて吊り下げておく必要があります。

12:40 寝床の準備

今回、屋久島に寝袋なしで挑んでみました。写真の右から、mont-bell(モンベル)のウルトラライトのパッド(マット)、シルク製のインナーシュラフ、モンベルのツェルトです。着込んだのはユニクロのウルトラライトダウンジャケットとフリースです。寒いなーって思うくらいでしたが、寝袋はあった方がよかったかもしれません。

13:10 遅めの昼ご飯、早めの宴

アルファ米は家に余っていたえびピラフです。一番搾り500ml持ってきちゃいました♪屋久島のAコープ等で売っている焼きあごが美味しくて保存も効いて山食にかなりいい感じです。

ガスはイワタニのカセットガスジュニアです。ガス燃料は高度が2000m近いため、スノーピークのGIGA POWERガス(いわゆる低温、高山用)にしました。また、サーモスの山専ボトルは個人的に必須です。ちょっと寒いなと思ったときにすぐ飲めるし、再度沸かしたいときも時短できます。

18:00 夕飯

カップラーメンを食べてから就寝しました。食べ過ぎ?

“’19/10 屋久島の宮之浦岳(淀川から荒川登山口)1日目” への1件の返信

コメントは受け付けていません。