富士山が登山にはまったきっかけに
日本人として生まれたからには日本最高の地(富士山)に登りたい!ってなりました。初めての富士登山で登山のために道具をそろえるのにハマり、このまましまっておくのももったいない。じゃあ、他の山にも行ってみるかといった流れで山登りにはまりました。
※本内容は弾丸登山を推奨するものではありません。
初富士山は高山病に
初めての富士登山はいわゆる弾丸登山でした。夜に富士吉田口を出発して、ご来光を頂上で見るプランでした。前日に緊張(興奮?)してあまり眠れなかったせいもあり、頂上では頭が痛くなり高山病になりました。我慢できなくはなかったので、剣ヶ峰まで行き、下山しました。山を下ると頭痛はなくなり、最後は走ってゴールする元気がありました。
徹夜での富士登山について、避けるようにと注意があると思います。しかし、私はちゃんと考えて登っていけば、OKだと思います。ただし、初めて高山に登る場合、不安があると思いますので、思いつく限り下記に書いて行こうと思います。主観で適当なことを書いてたりするので、他の情報も参考にしてください。
高山病予防
これは富士登山の2,3回目で実行した内容です。山小屋泊まりなしです。
- 水分をとる →のどが渇いたと思う前に水分を取るのが理想なようです。
- よく寝る →夜中から登るため前日から寝る時間を調整する。
- 高地に順応させる →なるべく高所にいる時間を取ります。山小屋泊や長時間休憩など
これらを気をつけていても高山病になる人はなります。実際は適応するのに数日かかるらしいです。正直、気の持ちようもあると思います。気合入れていきましょう。
道具について
費用
比較的いいもので揃えると、レインウェア2万、ザック1万、トレッキングシューズ2万で5万くらいかかります。ちょっとでも今後やってみようと思う方はいいやつ買っておいた方がいいです。ウェアはワークマンなどでもいいかと思います。
最低限必須
- レインウェア (山の天気は変わりやすい、防寒にもなる)
- ザック (20から30リットルくらい)
- ザックカバー (雨避け、ザックに内蔵されているものもある)
- トレッキングシューズ (ランニングシューズ等では靴底が薄くて痛いのでダメ)
- ヘッドライト (明るいうちに行動するとしても必須)
- ダウン系 (0度近くになるので)
- フリース系 (防寒)
- シャツ系 (重ね着で体温調整)
- 手袋 (防寒)
- 靴下 (トレッキングシューズにあった厚手のもの)
- 帽子 (日焼け防止、紐付きなど風に飛ばされないもの)
- お金 (トイレでは小銭が必要)
- タオル (マフラー代わりにも)
- 行動食 (ナッツ、飴、チョコレート、ようかん、シリアルなど)
あると便利
- ストック (バランスがとりやすい、反面重い)
- ゲイター (砂の靴への侵入を防げる)
- ハイドレーション、給水ボトル (ペットボトルだと取り出しが面倒なため)
- 水筒 (お湯を持って行ける)
- ツェルト (被れば防寒にもなる)
- サングラス (日差しが強いとき)
- 座布団 (小型のもの、富士山は岩だらけなので)
- モバイルバッテリー
- 調理器具 (お湯を沸かせれば、カップラーメン、みそ汁、コーヒーと無限大)
- 酸素ボンベ (高山病予防?、ちょっとやってみたいので持って行くのもあり)
登山用品のレンタルもあります。シャツやダウンなどは自分で揃えられると思うので、とにかく富士山だけ!って方は下記の6点セットはいいですね。
日程案
山小屋に泊まる
明るいうちに山小屋に到着し、ご来光に合わせて登るタイプです。明るいうちとは山だと15時くらいです。利点としては暖かい場所で休める、高山病のリスクが減るだと思います。ただし、調べてみると高山に順応するまでには4,5日ほどかかるみたいです。また、聞いた話ですが、山小屋により、ピーク時だとヒトではなくじゃがいものように扱われます。。富士山が嫌いになるレベルらしいです。また、話し声など気になる方は耳栓があった方がよいと思います。
徹夜で登るのは・・・
徹夜では登らないように注意喚起されていると思います。富士山は3776mあるので、5合目からでも1500mくらい登らなければなりません。先を急ぎたくなり、一気に登ると高山病のリスクもあがると思います。それを踏まえて、めちゃくちゃゆっくり徹夜で登る手もあります。例えば夜7時に登り始めて8合目で3時間休憩などです。
登り方
とにかく焦らないことです。一歩を足1つ分くらいの小股で進み、のどが渇く前に水分と取ります。一歩に50cmくらいで行っているとバテます。ツアーの方は行列で抜かそうにも抜けなかったりして、渋滞してくると思うように進めませんが、まったり登るのがいいと思います。
ご来光をどこで見るか
まず剣ヶ峰(最高地点)でしょ。となると思いますが、正直どこで見ても感動は変わりませんのであまり固執しない方がよいかと思います。日の出が近づくと登山道が渋滞してアリの行列みたくなって我先に!って方がいたりして騒がしくなります。日の出を待っている間はすごく冷えます。ダウン系の防寒は必須でそれでも寒い場合、エマージェンシーシートを被ってもいいくらいです。
下山
下山が勝負です。登山ではよく言われるやつです。眠さと疲れで富士山のガレ場(石がごろごろ)はきついです。太陽も登ってくると暑いので水分をとりましょう。下山では靴ひもの足首部分はしっかりと結び、ストックは長めにします。
最後に
せっかく日本に生まれたなら登っておいて損はないです。富士山は一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿と言われるそうです。笑